究極のお一人様〜ソロウェディングはお断り〜
一見ワンコモードに戻ったように見えるけれど大間違い。ワンコを被った仏頂面の無愛想修吾に輪を掛けて怒りが追加されている。末恐ろしい。
心なしか私の手を取って仲良しアピールをするその手に力は込められているし、作り笑顔が張り付いている割に瞳は笑っていない。
メガネを掛けているからそこまではきっと賢や希ちゃんはそんなこと気づいてもない。
挙句、お互いのお祝いだと言わんばかりにお酒やお料理を追加注文する始末。よし、こうなったら全部酔ってて忘れたふりをしよう。
修吾のほうは敢えて見ず、運ばれてくるお酒とお料理に舌鼓を打つ。うん、やっぱりここのトッポギは最高。
「・・・今日は帰らないでください」
二人と別れ、帰り道。色っぽい表情と眼差しで言われるならドキドキするこのセリフ。とんでもない。
ワンコ笑みを浮かべ「てめえ拒否権はねえぞ」と言わんばかりの修吾にわかりましたと服従せざるを得ない私。
賢や希ちゃんと祝杯をあげて修吾も楽しんでいたからごまかせると思ったのに。
結局、自分の家を通過して修吾の家に向かうことになってしまった。
心なしか私の手を取って仲良しアピールをするその手に力は込められているし、作り笑顔が張り付いている割に瞳は笑っていない。
メガネを掛けているからそこまではきっと賢や希ちゃんはそんなこと気づいてもない。
挙句、お互いのお祝いだと言わんばかりにお酒やお料理を追加注文する始末。よし、こうなったら全部酔ってて忘れたふりをしよう。
修吾のほうは敢えて見ず、運ばれてくるお酒とお料理に舌鼓を打つ。うん、やっぱりここのトッポギは最高。
「・・・今日は帰らないでください」
二人と別れ、帰り道。色っぽい表情と眼差しで言われるならドキドキするこのセリフ。とんでもない。
ワンコ笑みを浮かべ「てめえ拒否権はねえぞ」と言わんばかりの修吾にわかりましたと服従せざるを得ない私。
賢や希ちゃんと祝杯をあげて修吾も楽しんでいたからごまかせると思ったのに。
結局、自分の家を通過して修吾の家に向かうことになってしまった。