究極のお一人様〜ソロウェディングはお断り〜
「説明してもらえますか?ブライダルフェアなんて俺、一言も聞いてないんですが」
「あはは。言おうと思ってたんだけど、忘れちゃって。あはは、ご、ごめんなさい」
修吾の家に行き、テーブルを挟んで向かい合わせに座る。ごめんと謝って許してくれないかなって思ったけどそんなわけもなく、修吾の眉間には皺が寄り、ため息が漏れる。
「もしかして、彼氏のフリもそのブライダルフェアに行きたいからってことですか?そんなに結婚がしたかったんですね」
「ちがーう!それはソロ」
「そろ?」
「そろそろそういう年頃だし、まだ結婚は考えてないけど、その・・・」
ソロウェディングをやれと言われてそれが嫌で彼氏のフリをお願いしたの。なんて言うと確実に今の怒りに火を注ぐだけに決まってる。
それにそんなことを言えばもう修吾は会ってくれないかもしれない。正直、それは嫌だ。
修吾とお二人さまを過ごすようになって楽しかった。これからも二人でどこかに出かけたり美味しいものを食べに行ったり、笑いあいたい。
これが再燃した気持ちなのか、新たに芽生えた気持ちなのかは分からないけれど修吾と一緒にこれからも時間を共有したい。
「あはは。言おうと思ってたんだけど、忘れちゃって。あはは、ご、ごめんなさい」
修吾の家に行き、テーブルを挟んで向かい合わせに座る。ごめんと謝って許してくれないかなって思ったけどそんなわけもなく、修吾の眉間には皺が寄り、ため息が漏れる。
「もしかして、彼氏のフリもそのブライダルフェアに行きたいからってことですか?そんなに結婚がしたかったんですね」
「ちがーう!それはソロ」
「そろ?」
「そろそろそういう年頃だし、まだ結婚は考えてないけど、その・・・」
ソロウェディングをやれと言われてそれが嫌で彼氏のフリをお願いしたの。なんて言うと確実に今の怒りに火を注ぐだけに決まってる。
それにそんなことを言えばもう修吾は会ってくれないかもしれない。正直、それは嫌だ。
修吾とお二人さまを過ごすようになって楽しかった。これからも二人でどこかに出かけたり美味しいものを食べに行ったり、笑いあいたい。
これが再燃した気持ちなのか、新たに芽生えた気持ちなのかは分からないけれど修吾と一緒にこれからも時間を共有したい。