ノーカウント



つくづく私は馬鹿だと思う。


謎の商品のメリットを聞けば

自身で試してください。と言っているようなもんなのに。



不思議と試したくなってしまった。


「どうですか?

試してみますか?」


「試すだけ。

まだこのゲームに参加したわけじゃないから。」



こんな後輩の口車に乗せられて

彼の部屋に抱かれに向かった。



< 14 / 62 >

この作品をシェア

pagetop