ノーカウント


「コーヒー淹れるけど飲む?」


こんなとこを見せるなんてズルすぎる。


彼がゲームのためと知っているけど


私、新田のこと好きだ。


「部屋寄っていっていいんですか?

俺、手出さない自信ないですけど。」


私を見据えて 近づいてくる。


そんな姿にさえ色気を感じてしまう。



「いいよ。手だしても。」


やばい。想像以上に恥ずかしいかも。


< 33 / 62 >

この作品をシェア

pagetop