ノーカウント


彼はときどき、閉じてた目を開く。


近くで見ると

顔の1つ1つが整っていて、本当に綺麗な顔立ちをしている。


そんなことを、つくづく思う。


「ぷはっ。」 


「もう終わりですか?上手いですね。」


イラットする。


上手いと言いながら、息さえ乱してないくせに。


「嘘言わなくていいわ。」




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