アイライク青春
梨花「受験も近いしね。タバコやめときなよ。卒業するまでは。ほんと、びっくりしたよ。あの葉月が。」
「皆、葉月らしくないって言うけど前はどんな感じだったの?」
梨花「、、皆の中心にいて、寄ってきて笑いが耐えない感じ。特に2年の時は頑張ったんでしょ?」
「あ、、。奏太と出会うまでは荒れてた。B高に行きたい思いつつも全くノー勉。そして出会って教えてもらったから来れたし成績も上がった。なのに、いざ離れてみると自分1人では何も出来なかったの」
梨花「そんな葉月を変えてくれた人なのにね。」
そしてチャイムがなった
梨花「わ!もう、17時だ!今日はちゃんと考えな!また話そ!」
「ありがとう。ぢゃあね。」
涙を流しながら帰りました。
流しきれなかった分の。
ほんとにあれから誰とも話してないや。
夜には聖歌とゆかりからLINEがきました。
聖歌:この間はごめん。あいつが寄ってきただけだよね?てか、明日、空いてる?
ゆかり:今日、泣いてたの見たよ。何があったの??葉月は皆の中心にいたじゃん!菜穂も心配してるよ。
明日は聖歌と夏休み中に最強メンで会う事になりました。
楽しかったなあ。2年。
なのに3年になりいきなり荒れ散らかして、、
何でタバコなんて吸ったんだろう。
あんなに麻美が心配してたのに。
残り3本はいってたタバコの箱をぐちゃぐちゃにして捨てた。親には友達が吸ってると言った。そんな友達はだめだと言われたけど、、。
友達は見た目じゃ決めないと逆ギレしたら何も言わなくなった。はい、言い返さないーと思ってた。
7.25
聖歌「久しぶりー!遊びくるの中卒以来だー!w」
何気、奏太のことは聖歌が1番知っている。
聖歌「ねえねえ、何かタバコくさいんだけどー!」
昨日、におい消したのに!
「ち、ちょ!静かに!下には親がいるんだから、、」
聖歌「あ、ごめん、え、吸ってるの?」
「3年なってからだったけど昨日でやめた」
聖歌「なんか、前の葉月だwwそのこと、奏太は知ってるの?」
「、、」
聖歌「?」
「別れた」
聖歌「、、!嘘でしょ!」
「ほんと」
聖歌「、、あの奏太と?憧れの、、?」
「憧れ?」
聖歌「憧れて好きになってたじゃん!何で?何で?言わなかったの?」
「5月。気づいたら今になってた」
聖歌「あと、3年でしょ!」
「無理だった。タイムライン見た?」
聖歌「え、見れない。」
「これ。何か途中まで残ってるけど、、」
聖歌「隣の子?付き合ってるの?」
「今はわからないけどずっと一緒にいるらしい。うちにはテストやバイトと嘘ついて。連絡しないくせに。」
聖歌「え、奏太そんな事するの?」
「前もしてたよ。奏太が卒業するぐらいに。だって今、2年だし、1番楽しい時じゃん」
聖歌「そ、そ、そんなあ、、」
「何で聖歌が泣くの?」
聖歌「だぁーってぇ、、ずっと見てきてるから、、。春休みも一緒いたじゃん。」
「その時はね、、。」
聖歌「それでタバコ吸ったり成績落ちたりしたの?」
「かもしれない。奏太のせいだもん。教えてくれない。って頼ってたうちもバカみたい。結局、1人じゃ何も出来なかった!」
聖歌「そんな事ないよ!泣け泣け!もういい!泊まるわ!夜、カラオケ、フリータイム行こーや!」