アイライク青春

誰もいない自分達の教室に移動した。
そして無言

麻美「ほら、葉月。」
「声が出なかった。周りが見えなかった。」
弥生「で?それが理由?それじゃ、都合いいだけ。」
「悪いって思ってる。ストレスが溜まりタバコを吸ってた」
弥生「何、あたしのせい?結局!」
「ううん、断らなかったうちがいけなかった。タバコ吸うとスッキリしてた。日に日に本数が増えていた。何もかも逃げ出したくなって勉強もしたくな、、」
弥生「、、」
拓海「そ、それじゃあかん!ほんとの事を、、」
ってささやかれた。

言い出そうとした瞬間、涙が出てきた
「、、ごめん、、5月に別れた。、、高校入る時から付き合ってた人と、、涙、止まらない、、」
麻美「ほらほら、ティッシュ」
弥生「、、」
「結局は自分1人では何も出来なかった」
拓海「ほんとかよ。あ、すまん。」
麻美「あの、受験の時の?続いたね。わ、うちもごめん」
「そう、受験の時の。その人のおかげで入学できたし付き合えた。そして離れた瞬間、何も出来なくなった。」
麻美「ほんとに無表情だったって、、弥生??」

弥生を見ると涙をこぼしていた
弥生「うう、、はずちん、、うち、何も知らなかった。うちもなのに、この前、振られたんよおお。3年ぐらい続いたの、、しゅごい、、」

落ち着いてLINE見ると菜穂から
なほ:何があったん?集まる言ったけど今日に変更ね。ゆかりも一応、誘ったから

弥生「2学期は一緒に受験、頑張ろうや!」
そしていつもは遊ぶけど気を使ったのか解散をした。

最強メンとは18時に近くのファミレスに集まる事にした。
既に一緒に来たのか由香里と菜穂はいた!
ゆかり「お、久しぶり」
菜穂「今日、何か言ってたよね、、団体で。」
ゆかり「噂もいっぱい聞いたしね。てか、目、腫れてるけど?」
「ううん、大丈夫。」
ゆかり「何で?2年のままいけば、、。美容師、目指すんやろ?」
「行ける訳ないし考えてる、、」
ゆかり「ほんとに葉月なの?」
菜穂「それよ!一途なのが葉月やないの?」
「、、」
ゆかり「言いすぎた?葉月がまとめる役だったんじゃないの?」
「一途ではなくてごめんなさい」

菜穂「え、浮気?」
「されたんよ」
由香里「された?あの人に?で、どしたの?」
「あきらかに色々、嘘ついてるからうちがキレて別れた。」
由香里、菜穂「わ、別れた?」
「静かに、、B高いたらやばい」
由香里「あ、ごめん。あんな相手も一途だったやん」
菜穂「4月まで惚気てたじゃん」
「それからよ。テスト言ったから我慢してたのにタイムラインにはよく女の人が。しかも日に日に近づいていくの。距離が。バイトの子で色々悩んでるから悩みを聞いてるって。悩んでるから?何でうちには連絡しないのよ!そう言ったらまた今からバイトだからって、、」
由香里「葉月、、?大丈夫?怖い、、」
「2年でヘラヘラしてるんでしょ。こっちは大変なのに、勉強教えてほしいのに、、ちくしょっ、、」
由香里「言っちゃえ言っちゃえ!忘れちまえよ!もっと輝いて後悔させてやれ!」
菜穂「うちも元カレに逃げられたから見返すもーん!元カレの事、調べてくれたのにね、、」
由香里「決めたんでしょ?学校。そこできっといい出会いがある。」

2者面で決めた。
あと少し頑張れば大丈夫だと。
色々、活躍してきたしって。

「そうだよね、、自分1人でも頑張らないと。」
奏太の力を借りるのではなく
自分1人の力で、、。
試験は9.26なのです。

それと親から。
10月で18なるから免許をとらないのかと、、。

由香里「きっと、皆、葉月を信じてる。輝いてる方が似合ってる!変だったから怒ってただけ!」
菜穂「うちもだよ!!暗い葉月嫌い!!いきなり今日にしてごめんね!また活躍、期待してるよ!」

そして2対1で解散。
やっぱ、皆、うちとは一緒にいたくないんだ。
なぜかネガティブ。

いつもこんなの気にしなかった、、。
2人、帰る場所、違うよね。
うちの愚痴、、?

そして残りの夏休みは勉強したり誰かと電話したり。この間は華理からも電話ありました。

< 115 / 153 >

この作品をシェア

pagetop