アイライク青春
こっそりつかえない連絡先を見ると誕生日のとこに10月25日、、もうすぐじゃん。18歳の誕生日!
そしてちょうど、来週から11月の頭まで休み。
夏休みがなかったからその代わり。
会う手段はいくらでもある。
俺から伝えに行こう。
10月24日
家に帰りました。
誰も見送りのない空港は寂しい、、
そこで葉月が「奏太ー!」ってないない!俺のアホ!!
でも絶対、会ってみせる!!他のダチにも帰ってくると伝えてないしな、、
家に帰ると
姉「お帰りー!葉月ちゃんとは別れたんよね、、」
奏太「、、」
姉「何で帰ってきたの?」
奏太「、、会うために。葉月に。」
姉「、、知ってるの?葉月ちゃん」
首を振った
姉「バカぢゃない??」
それでどっかに行った。
姉は前からいる彼氏と来年、結婚するみたい。
10月25日
いよいよ今日。葉月んちに歩いて行く
歩くの久々だな、、その途中にB高の制服を見た。
懐かしいな、、部活の帰りかな
最初はそう思ってたけど人がかりが多い。
入ってきた会話
「疲れたー」「まぢーwテストとかいらんw」
テスト?そうだった!俺は何を考えてるんや!
そんな感覚なしに来た、、
ほんに俺は最低な奴だ!!そしたら葉月もまだ帰ってきてないかもしれない、、
そして次々にはいる会話
「間城先輩いいよなー!」
「去年も今年もなー!」
「なんか、かっこいいよな!大学も決まってさ」
「俺も同じとこいこーかなあw」
「おいおいw相手いるって!」
「あれ?別れたんやない?」
「えー、ほんと?なら考えようかなw
でもまた、別の人がいるかもだしなw」
「だよなー」
合格?相手?いい?かっこいい、、
何か腹立ってきた。自分に男らに。
自分のせいなのに、、
更に変わってるやろーなー
いや、前からよかったけど、、
その場で男2人を殴った
「、、」「なんすか?」奏太「あ、すまん!!」
「もしかして、、」「間城先輩の元彼、、?」
奏太「謝りに来た。」「おー!」
「頑張って下さい!っていてぇw」
「俺、今最低なことしたのに応援まですまん、、」
いるかいないかわからないけど家のチャイムを押してみよう、、ほんと久しぶりだ、、
って3月に会ったばかりなのに、、
なぜか何年も経った気分、、