アイライク青春

そして、、ガチャっ
奏太「ただ、、っておい!どうしたんだよ??」
「おかえりー!いや、、明日、奏太が帰るから、、」
奏太「そーいう事かよ!!全部、お前が作ったのか?」「もちろーん!さ、座って座って!!」奏太「お、おじゃまーw」
「奏太、いつも帰ってきてくれてありがとねー!」
奏太「いやいや」「それと、遅くなっちゃったけど3年記念、おめでとー!!」奏太「!!ほんとだよな!」
「うちも梨花から聞かれて思い出したんだ!はい、これ、うちから大した物じゃないけど!」
奏太「お!さんきゅー!1.31、、記念日、、」
「これからは忘れないように!!」
奏太「確実に忘れないな、、なあなあ、葉月、、」
「ん?どうしたの?」奏太がモゾモゾしてる
奏太「む、虫!!」「へ?いないよ!」
奏太「あ、見間違いだった」
「もうー、、、え、、」
視線を戻すと5秒前にはなかった物が置いてある。
奏太「開けて」そしてその箱を開けてみる
その中には指輪が、、「ゆ、指輪、、」
奏太「手、出して」
そしてはめられた場所は結婚のとこ「え、、」
奏太「葉月。お互い、大学卒業したら結婚してくれませんか?」大学、卒業、、。そして、奏太と結婚??
2年後。斎藤葉月、、。 奏太「葉月!」
「へ?あ、ごめん、いきなりの事で」
奏太「だ、だめだった?」「卒業して?2年後だよね」
奏太「俺は今すぐにでも結婚したいけどね!!それ以上にでも待つよ」「こんなうちでもいいの?」
奏太「よくないならやらねーよ!!5年という期間になるけど」「ありがとう!!まだ、気持ちの整理できてないけどこんなうちでもいいならよろしくお願いします!」「俺こそ!もうほかの女となんて絶対、絡まない!考えるのはゆっくりでいいよ!これからは結婚前提で付き合おう!だから葉月も大学で気をつけろよ!俺みたいにならないように!!」
「もちろん!って卒業式の日に3.4人から告られたけどね!奏太いるのわかってて!」
奏太「うおー!やべーな!!葉月のサプライズに比べたら全っ然だけど!」「ううん、指輪の方がいい!全く、気づかなかった!」奏太「俺も!たまに怪しかったけどまさか俺の為にとはって、、」
「ちょっとまっててー!」奏太「まだ、何かあるの?」
「まあねー♪」
そしてクッキーを。3年記念→3year anniversaryとかいたでかクッキーとクマが2匹引っ付いてるのをデコった。かけたりもあるけど、、
奏太「す、すげー!食べるのがもったいない!!」

そのあとは2人でタイムラインに投稿

葉月
この度、奏太と大学卒業したら結婚することが決まりました。明日でまた離ればなれなるけどこれからは結婚前提で付き合うからよろしくお願いします♡
3.24 3year1month 奏太、葉月

奏太
葉月からのサプライズ♪これでまた頑張れるべ!
帰ったら即、結婚な!誰も葉月とるなよー笑
3.24 3year1month 奏太、葉月

やっぱり、聖歌から着信がありました
聖歌「え、奏太と一緒ー?ってか、結婚ってwwタイムライン開いたら2人同時ってw」うちと奏太は酔ってるしまた続きは今度で。4人で遊ぶことも忘れてた、、。ただ、聖歌も埼玉行くし、明日、一緒に見送って語る事に。きらも用事あるし見送りだけで。
語るのは男1人じゃ、、だし、、。
聖歌自身も色々変わったみたいで2人で語るのも久々だなー!いつも4人だったし、、!

そして適当に片付けて寝たら朝、、。

3.25
今日で終わりか、、。
昼に帰るからその前に奏太んちに荷物取りに行ってそのまま昼食

奏母「奏太、泊めてくれてありがとうね!」
「いやいや、こちらこそおじゃましました!」
奏母「葉月ちゃんも4月から大学よね?また、泊まりおいでねー!頑張ってね!!」

奏太の母さんともすっかり仲良し♪

それからうちの車で。昼食食べたあと、聖歌ときらと集合。 聖歌「葉月ー!奏太ー!もしかして葉月の運転なのー?」「うん、まだまだ不慣れだけどねーw」
奏太「え、まだ慣れてなかったのか?」「すぐに慣れる訳ないじゃんw」聖歌「こらこら、喧嘩しない!夫婦♡」

2人で声がとまった
聖歌「息もぴったりねwせーの!」
聖歌、きら「早いけど結婚おめでとー!」
「ちょい、ほんと早すぎ!今から大学なのにw」
聖歌「その時、言えなかったらいけないもーん!もちろん、1番に祝うけど!♡」「ありがとー!」
聖歌「あら、これが例の指輪?どれどれ!w」
「何か研究、、って、あ!聖歌、そっち系だね!」
聖歌「そうなのよー!今のうちから勉強しなくちゃー!何てねw」「聖歌はいつから?そして相手は?2人とも」聖歌「31にでるよーん!相手、、さあねーw」
奏太「さあねって何だよ!w」「で、きらは?」
きら「い、いませぬ、、」「2人ともがんばー!」

それから空港まで見送り
「またねー!」聖歌「また、集まろうねー!」
きら「気をつけてなー!」
奏太「おう!さんきゅー!みんな、バラバラだけど頑張ろうな!!」

そっか、、4人で集まるのももっと厳しくなるな、、
今回みたいに。今回は2人とも忘れてただけだけど、、

そして帰宅して母さんから
母「葉月ー!明日って家いる?」「いるけど何でー??」母「美月がくるってー!姉ちゃんが引っ越すなら1度、会いたいってー」「そっかー、、いいよー」

何をしたいんだろうか。美月も中3になるのか、、
中3、、うちが奏太に出会った。美月もこれから色々あるのかってもう既に何か変わってるのかな、、
あの頃はまだ2人ともガキだったしうちも会いたくなってきた。中3だしきっと大人になってることを祈る。ってうちはノー勉でガキだったけど、、

久々だし車でどっか連れて行ってやろうかなー!w

3.26
部屋は荷物をまとめていてすっからから。美月が戻ってきても使えるだろう。ついでに着ない服もあげるかなー。持っていくのも処分するのも大変だし、、。

しばらくして家のチャイムが鳴った
母「久しぶりー!」美月「ただいまー!姉ちゃんはー?」母「いるよー!葉月ー!帰ってきたよー!」
「はーい!」

声は変わってない。でも発音は変わってる
緊張するな、、。家族なのに

そこには身長がのびてまだ慣れてなさそうな化粧をしてる美月。 美月「姉ちゃん!!」
「ひ、久しぶりw元気だった?」美月「うん!!姉ちゃんは?引っ越すんだよね」「何も変わってないよー!そうなんよー、、大学があるから明後日には出なくちゃね、、」母「とりあえず、美月、あがれば?」
美月「大変だね、、これ、、指輪?彼氏いるの?」
「う、うんwこの間、もらったんだー」美月「すごーい!会いたい!w」「昨日までいたのに!愛知にいるよー!」美月「何で?遠距離?」「今はねー!前はここにいたよ!中3の時に出会ったんだー!」美月「なるほど!どのくらい続いてるの?」「高校受かってからだから3年くらいかなー!1回、別れたけど、、」
美月「いいなー」「結婚もするんだーw」母「あら、そうなの?奏太くんと?」「あ、、、聞いてなかったことでw」美月「母さんも知ってるの?」「よく、来てくれるわよ!それがまた、イケメンなのよ!」
美月「わ、分かったかもしれない!友達の姉ちゃんが言ってた、、!」「友達の姉ちゃん?いくつ?」
美月「今度、2年ー!」「なら、1年にもか、、どこまで広がってるのよ、、奏太、2つ上なのに!それより、美月はどうなの?」美月「いないよー!中々いい人いない、、」「大丈夫!うちも中3からだしその人のおかげで色々、変わったし!」美月「ほんと!見た目もだし性格も変わってる!B高よね!」「うん!推薦ー!」美月「そんな、頭、よかった?」「いやいや!めっちゃ中3から頑張った!美月は?どこ行きたいの?そろそろ面談とかじゃない?」美月「私立かC高かなー!でも、出会い、なさそう、、。うちもB高がいいかなー、、」「C高なら華理が行ってたよー!」美月「華理ちゃん!!」「B高もこのうちが行けたからきっと行けるよ!w」

それからも色々話した。やっぱ、年が上になるにつれて話も合ってくる。ちょうど、高校を目の前にしてる妹と卒業したばっかのうちだし。
美月「そろそろ、帰らなきゃなー、、」「あれ?ここ、住まないの?うちの部屋、空いてるよ!」美月「高校の場所、次第かなー!」「なら、2人になるんだね、、途中まで、送ろうか?」美月「え?どうやって?1人で大丈夫だよ!」「暗いよ!あの軽に乗って!」美月「え?乗れるの?」
「ww大丈夫!wまだ、慣れてないけど、、」
ってことでどっかで夕食とって送ることに
美月「ほんとだー!怖くない!いいなー、車!大学も楽しそー!」「うちも思ってたよー!ほんとに学生やだって、、。ここまでくるのもこれからも大変だけどね、、。」美月「すごいよ、、。てか、姉ちゃんのとこもたまに泊まり来ていい?」「いいよー!どーせ、1人で暇だし!w」美月「よっしゃー!楽しみ!!」

それで夕食食べてプリ撮った。やっとまともなの撮れたね。姉妹で2回くらいしかないしそれも美月はよそ見とかするから撮らない言ってケンカしてたな、、。

車で40分。おばあちゃん家の最寄り駅まで送った。
美月「ありがとう!遠いのにごめんね」「いやいや!気をつけてねー!」美月「また、会おうねー!」

よかった、次、会った時はもっと大人になってるかな

この間、聖歌は短期間のバイトがあるらしく
語れなかった。

3.27
いよいよ、明日の朝まで
奏太から電話があった

奏太「明日までだなー!ちゃんと、指輪付けてる?」
「もちろん!母さんにはバレた、てか、さらーって言っちゃったけどw」奏太「おいおい!」「聞いてないことにしてーって言った!てか、昨日、妹が帰ってきたんよ!」奏太「え、あの噂の?」「うんw」
奏太「見たかったなー!くそ!昨日までいればよかった!うまく話せたかい?w」「うん、意外と話、合った!奏太にも会いたい言ってた。妹の友達の姉がうちらのこと話してたみたい。次、2年で。」
奏太「よそにも広まってるなー!w」「うちの昔みたいだったな!wあれいいなこれいいなで受験も恋愛も悩んでて、、」奏太「なら、葉月と同じ道、通るのかー!」「どんな、道だよ!w」奏太「海に行きーの、俺みたいな奴に出会いーの!w」「海は聖歌からだったけどねー!w」

3.28
ついにこの日が来た、、
大きな荷物を2つかかえ、電車と高速バス。
後は、引っ越しセンターに頼んでいる
入学式は4.3
それまでにある程度、新しいとこの整理もしないといけない

この街ともお別れ。18年、色々あったな
でも、中3からの今までが1番、変われた。

あの夏、海で奏太からナンパされ、B高推薦という目標が出来、ずっと隣にいてくれた。
無事、合格して入学。すれ違いや友達関係、勉強。色んなことがあった。
自分なんて消えたいと思った時もあった。
けど、そんな時、必ず誰かが連れ戻してくれた。

人生、180度変わった。
最高の青春をありがとう!!


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