最強の元姫さま!

それなのに君は俺たちがいなくても幸せそうに毎日笑っている。

そう…思ってた。

けど…違った。

倒れるまで、みんなの前で元気に振舞っているなんて…。

一生懸命な優しい子。

裏切りなんて…一番似合わないのに。

「事実は事実だもんなぁ。」

信じたくない。今でもそう思ってる。

けど、証拠は嘘をつかない。

君はそれを認めた。

でも…話を聞くくらい…すればよかった。

そうすれば、こんな倒れるようなこと無かったかもしれない。

そうすれば、今の何かが変わっていたかもしれない。

「大丈夫だよ…たまちゃん…大丈夫…」

っ!

なんで…寝てるのにわかるんだよ…。

なんで…いつもいつも気づいてくれるんだよ。

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