最強の元姫さま!

「それに入学したてでまだどんな奴らかもわからないし。若菜に何かあったら困る。」

「ありがとう。心配してくれて。でも大丈夫。あの3人は…大丈夫。」

「はぁ…またお前は…人を信じすぎなんだよ。」

「いいの。それが私だもん。」

私は、一度決めたら信じ続ける。

誰であろうと絶対に。

「…とにかく、気をつけろよ?一緒に帰ってる時何かあったらすぐ連絡しろ。わかったな?」

「はーい!」

それからあっという間に時は過ぎた。

そして放課後。

「若菜!迎え来た〜!」

「はーい!じゃあ、またね!みんな!」

「「じゃあね。若菜。」」

「「じゃあな!」」

「「…。」」

なんか…誰かと帰るのって久しぶり。

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