最強の元姫さま!

「ちゃんと、目を見ろ。」

っ…。

「月華…お前らと若菜は…仲間だよな?」

よーちゃんっ!

「…俺らは」

「ダメ!言わないで!」

「「もう仲間じゃない。」」

その瞬間、よーちゃんは月華に殺気を向けた。

「おい。どーいうことだ。」

「「っ…」」

「答えろ。」

「若菜は…俺たちを裏切ったんですよっ!」

「それに!美和のことをイジメてた!」

「っ…お前ら!」

っ!

「よーちゃんやめて!」

パシッ

殴りかかる寸前で、よーちゃんは止まった。

正確に言うと、殴る寸前で私がよーちゃんの拳を掴んで止めた。

< 148 / 299 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop