最強の元姫さま!

「…うんっ!ありがとう!よーちゃん!」

「おぅ!」

「じゃあ、他のみんなにも協力してくれるよう頼んでくる!」

「あぁ。きっとお前ならみんな味方になってくれる。」

「うん!」

バタン

ごめんね。よーちゃん。

私は多分、その条件守れないよ。

だって、みんなが傷つくことになるかもしれないから。

そんなの耐えられないよ。

私はみんなに笑顔でいてほしい。

わがままでごめんなさい。

でもね、私は後悔なんてしたくないから。

だから、みんなを巻き込まないようにしたいの。

みんなを守れるだけのチカラはあるんだ。

だったら、やるしかないじゃない?

たとえ私がどうなろうとも、みんなが無事ならそれでいい。





若菜side〜end〜



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