最強の元姫さま!
あはは。
面白いなぁ。
でも
「はい。おしまい!」
ドカッ
ドサッ
あ、私がやったんじゃないからね?光圀くんがやったんだよ!
私は、手を出してないからね!断じて!
「さ。帰ろうか!」
「「おぅ!」」
それからは、もう襲ってくる人達が出てくることはなかった。
無事家についてあとは3人がまた襲われなければいいけど。
なんだろう。
嫌な予感がする。
胸がずっとソワソワしてる。
気のせいだといいんだけど。
うーん。よーちゃんに電話してみようかな。なんだか落ち着かないから。
プルルルルルル
プルルルルルル
「もしもし若菜?どした?」
「ううん。ちょっと、よーちゃんの声聴きたくなって。」
「え!かわいいなぁ!若菜は〜!」
あはは。テンション高いなよーちゃんは。
「んで?なんで聴きたくなったんだ?」
「うん。わかんないけど。よーちゃんの声は落ち着くし安心するから。」
「そっか。なぁ、若菜。今から言うこと真剣にきけるか?」
「え?う、うん。どうしたの?改まって。」
「実はな…」
「…え?」