最強の元姫さま!

「では、最後に理事長の挨拶で終わろうと思います。」

と、促され壇上に立つよーちゃん。

「明日から夏休みなわけだが、みんなには充実した休みを過ごしてほしいと思う。高校3年間という短い時間の中で、仲間達との思い出をたくさん作れるのが夏休みだ。だから目一杯楽しんでほしい!あ、ハメは外しすぎるなよ!怪我にもよく注意すること!以上!」

パチパチパチパチッ

そうだね。

思い出いっぱい作りたいな。

「じゃ、三年生から教室に〜」

教室に戻って通知表を受け取る。

「若菜、またな!」

「うん!」

「若菜、ちゃんと遊び誘ってよ?じゃーね!」

「うん!バイバイ!」

「「若菜ー!」」

「光圀くん!銀くん!大地くん!」

「「またね!俺らとも遊ぼーな!」」

「もちろん!」

「若菜。いつでも倉庫にいるから。」

「連絡くれればすぐ迎え行くから。」

「うん!りょーかい!またね!」

さて、よーちゃんの元へ行きますか!

理事長室に入ると、よーちゃんが帰る準備をする。

「よし、行くか。」

「うん!」

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