最強の元姫さま!
ガラッ
「…ただいま。」
「「…若菜?」」
「みんなの…言った通りだった…」
「「え?」」
「わ…たしっ…」
あぁ。また、涙が。
ぽろぽろっ
「月華…追い出されちゃった…」
「「はぁ!?」」
みんなに、全てを話した。
その中には月華の仲間達もいたけど。
みんな黙って話を聞いててくれた。
「お願い…信じてっ…」
「「当たり前だ!」」
っ!
「若菜っ…私達はあんたを信じるからね!」
「あの子は元々信じてないもん!」
「辛かったな。若菜。」
「総長達が信じなかろうが、俺らは信じる!」
「あぁ。俺たちは、仲間以前に友達だ!」
うっ
うぅっ
「ありがとうっ…みんなぁっ!」
「それにしても、ムカつく!若菜を信じないあいつらも!若菜を陥れたあの女も!」
「みんな…お願いだから、月華や美和ちゃんには何もしないで。」
「「え?なんでっ!」」