最強の元姫さま!

「…ほんとにね。」

『ん?何か言ったか?』

「なんでもないわ。また連絡する。」

はぁ。

あの子を早く追い出せて本当によかったわ。

あのまま一緒にいたら

私が危ないところだった。

あの笑顔や

あのあたたかさや

あの優しさが

心にどんどん入ってきて

計画を忘れそうになったことも、しばしばあったから。

でも、切り替えなきゃ。




美和side〜end〜




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