最強の元姫さま!
辛いよ。
誰か、助けてよ。
「なんて…誰にも言えないけどね。」
さて、学校行きますか。
今日も晴れてるなぁ。
明後日は卒業式だ。
先輩達いなくなっちゃうんだよなぁ。
そしたら、2年生かぁ。
「若菜おはよ。」
「あ…タケちゃんおはよう!」
同じクラスのタケちゃん。
因みに月華の仲間でもある。
「総長たち…昨日は上の部屋から出てこなかったんだ。」
上の部屋っていうのは、月華の倉庫の中にある幹部室ってやつ。
他のみんなは下っ端って言うらしい。
タケちゃんもその1人。
「そっか。」
「あの女は、俺たちになんか見向きもしないしな。」