最強の元姫さま!

辛いよ。

誰か、助けてよ。

「なんて…誰にも言えないけどね。」

さて、学校行きますか。

今日も晴れてるなぁ。

明後日は卒業式だ。

先輩達いなくなっちゃうんだよなぁ。

そしたら、2年生かぁ。

「若菜おはよ。」

「あ…タケちゃんおはよう!」

同じクラスのタケちゃん。

因みに月華の仲間でもある。

「総長たち…昨日は上の部屋から出てこなかったんだ。」

上の部屋っていうのは、月華の倉庫の中にある幹部室ってやつ。

他のみんなは下っ端って言うらしい。

タケちゃんもその1人。

「そっか。」

「あの女は、俺たちになんか見向きもしないしな。」

< 68 / 299 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop