君だからショートケーキ【バレンタイン短編】

「いや、素直じゃねーな、と思って。」



そいつは笑いながらそう言った。



「す、素直じゃなくて悪かったわね!」



私の顔は今ものすごく真っ赤だった。



「なぁ、おれ言いたいことあるんだけど。」



そう言われてそいつの方に振り返ると、そいつは…



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