運命の恋、なんて。
初めてのカレシに、初めての夜遊び。




新しいことだらけでドキドキ、ワクワク。




これから、八雲くんとどんなところに遊びに行こうかな。




ノンちゃんに連絡を入れると、やっぱりニット帽の男の子と2周目も観覧車に乗ったみたいだった。




明日詳しく話すって書いてあったから、深くは聞かなかったけど。




…うまくいったってことだよね?




黒田先輩のことは、もう諦めたんだよね。




その夜、八雲くんから家に着いた!っていう連絡があった。




さっきもたくさん話したのに、またいっぱい喋ってしまった。




話は尽きない。




こんな風に男の子と気軽に電話してる自分が信じられないけど、それが自然とできてしまうのは。




きっと、八雲くんと相性がいいってことだよね。



明日会うことを楽しみに、そっと眠りについた。




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