運命の恋、なんて。
ノンちゃんと、学校近くのファストフード店に行くことにした。




「相談って?」




「それがね…あ~…どうしよう。軽蔑しないでね」




買ったばかりのドリンクのストローを潰さんばかりに握っている。




力…入ってるね、どうしたんだろう。




「軽蔑なんて…」




「昨日ね、バイトだったの。それで、黒田先輩が…」




「…へっ?」




てっきり碓井くんの話か、学校生活のことだと思ってたからなんだか拍子抜け。




「あ~!!!やっぱり言えない。あたしホント最低だ。こんなんじゃ胡桃にも嫌われる」




叫んだあと頭を抱え、テーブルに突っ伏してしまった。




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