運命の恋、なんて。
結局1時間半かけて、着いた先は…。
この間みんなで行った、水族館!
「ええっ、ここって自転車で来れるの!?」
「みたいだな。調べたら行けそーだったから」
驚いた…。
電車でもよかったのに、なんて言ったらガッカリされるよね。
それに、色んな話をしながら一緒に来れたことがあたしも嬉しい。
自転車をおりてこっちを向いた八雲くんは、思ったより爽やかな顔をしていた。
これだけの距離をこいだのに、それを全く感じさせないような表情。
「疲れてないの?」
「大丈夫。それよりさ、早く入ろ。カピバラさんが待ってるぞ~」
「もしかして、あたしにカピバラを見せるためだった?」
「いや。デートしようと思ったけど、デートコースとか思い浮かばなくて。どうやったら胡桃ちゃんを一番喜ばすことができるかなーって考えた結果がこれ」
ハハッと笑い飛ばしてるけど、それだけのためにここに!?
「ありがとう…あたし、八雲くんとならどこにいても楽しかったのに…ここまで大変だったよね」
「わっ、感激し過ぎじゃん」
思わず、ほろりと涙がこぼれる。
「だって、嬉しいよ…」
この間みんなで行った、水族館!
「ええっ、ここって自転車で来れるの!?」
「みたいだな。調べたら行けそーだったから」
驚いた…。
電車でもよかったのに、なんて言ったらガッカリされるよね。
それに、色んな話をしながら一緒に来れたことがあたしも嬉しい。
自転車をおりてこっちを向いた八雲くんは、思ったより爽やかな顔をしていた。
これだけの距離をこいだのに、それを全く感じさせないような表情。
「疲れてないの?」
「大丈夫。それよりさ、早く入ろ。カピバラさんが待ってるぞ~」
「もしかして、あたしにカピバラを見せるためだった?」
「いや。デートしようと思ったけど、デートコースとか思い浮かばなくて。どうやったら胡桃ちゃんを一番喜ばすことができるかなーって考えた結果がこれ」
ハハッと笑い飛ばしてるけど、それだけのためにここに!?
「ありがとう…あたし、八雲くんとならどこにいても楽しかったのに…ここまで大変だったよね」
「わっ、感激し過ぎじゃん」
思わず、ほろりと涙がこぼれる。
「だって、嬉しいよ…」