運命の恋、なんて。
ノンちゃんの決断
次の日の朝、早く目が覚めた。




起きてすぐに机に向かい、塾のテスト勉強を始めた。




恋愛モードに突入するかと思ったけど、意外にメリハリついている自分に驚く。




恋って、活力にもなるんだね。




いつもより頭がさえている気さえする。




朝だからか、勉強したところが頭にどんどん入っていく。




これなら、テストもなんとかなりそう。




学校に行く準備をする時間が迫ってきたから、今度は急いで制服に着替える。




出かける間際に、スマホにメッセージが届いた。




『胡桃ちゃん、おはよ。昨日は楽しかった!また行こうな』




うん、うん。




今度は電車でね。




そこは突っ込まず、まずはお礼と嬉しかった気持ちを織り交ぜて返事を返す。




今日も、会いたいな。




それは、恥ずかしくてかけなかった。




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