運命の恋、なんて。
ポンポンとメッセージのやり取りをしたあと、急いで家を出た。




八雲くんは、学祭の準備でもう学校にいるのかな?




どうなんだろうね。




結局その日はお誘いもなく、放課後一度家に帰ってから塾へと向かった。




テスト勉強のかいもあってか、なんとか平均点は取れそうな予感。




返ってくるまで、わかんないけどね。




それから数日は、学祭の準備が忙しいらしく八雲くんと会うことはなかった。




寂しいけど、毎日夜に電話がかかってくる。




次に会うのは…さ来週にある青高の学祭で。




そうなの、とうとう学祭に呼ばれたの。




八雲くんが手がけた学祭を、この目で見れるなんてホント幸せモノ。




青高にも行ってみたいし、なにより八雲くんに会えることが…ホントに楽しみで仕方がない。




最近は声だけだからね。




早く、会いたいな…。




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