運命の恋、なんて。
相談したことで納得した答えが得られたあたしは、部屋に戻って寝ることにした。



明日は八雲くんの家に行くんだよね。



朝一でって言ってたし、早く起きよう。



結局、なんだかんだでやっぱり会うのが楽しみで仕方がない。



こんな感じで、別れることなんてできるのかな。



…できないよね。



矛盾してるってわかってるのに、考えずにはいられない。



やっぱりあたしが変わるしか…ないのかな。



色々なことを考えているうちに眠たくなってきて、目が覚めたときには空が白んでいた。



朝一って、始発ってこと?



なわけないよねぇ。



支度をすませると7時。



途中、コンビニで時間潰せばいいよね…。



ソワソワするし、とりあえず家を出ることにした。



< 622 / 827 >

この作品をシェア

pagetop