運命の恋、なんて。
「午後から、友達と遊ぶ約束してるから…すぐに帰れる距離で」
「どこまで行く気だよ!ちょっとそこまでのノリだけど」
「ああっ、そーなんだ!?遠くまで行くのかと思った」
ドライブなんて、いつぶりだろう。
デートのそれは経験したことがないから、家族とのドライブ以来で、もう15年ぶりってところかもしれない。
ドライブっていう響きだけで、勝手に遠出をイメージしてしまった。
「マジで予定あんの?俺のこと警戒して、ウソついてない?」
完全に、見抜かれてる…。
「どうしてわかったの?」
「こじらせてるからな」
「うるさいなー…」
確かにこじれてますけど、そんな言い方ってない。
「念のためにもっかい聞くけど、予定ないんだ?」
なんの確認?
「ないよ。休日はゆっくり過ごす派なの」
「ふーん。だから、新しい出会いもない、と」
「放っといて。やたら噛み付いてくるよね、ヤスくんって相変わらず」
「見た目変わっても、性格はそうそう変わりませんから?」
「うわー、ヤな男のままなんだ?」
「ひゃー、胡桃ちゃんは言うようになったな」
「どこまで行く気だよ!ちょっとそこまでのノリだけど」
「ああっ、そーなんだ!?遠くまで行くのかと思った」
ドライブなんて、いつぶりだろう。
デートのそれは経験したことがないから、家族とのドライブ以来で、もう15年ぶりってところかもしれない。
ドライブっていう響きだけで、勝手に遠出をイメージしてしまった。
「マジで予定あんの?俺のこと警戒して、ウソついてない?」
完全に、見抜かれてる…。
「どうしてわかったの?」
「こじらせてるからな」
「うるさいなー…」
確かにこじれてますけど、そんな言い方ってない。
「念のためにもっかい聞くけど、予定ないんだ?」
なんの確認?
「ないよ。休日はゆっくり過ごす派なの」
「ふーん。だから、新しい出会いもない、と」
「放っといて。やたら噛み付いてくるよね、ヤスくんって相変わらず」
「見た目変わっても、性格はそうそう変わりませんから?」
「うわー、ヤな男のままなんだ?」
「ひゃー、胡桃ちゃんは言うようになったな」