運命の恋、なんて。
「ヤス、独占欲強過ぎ」
八雲くんが苦笑する中、本人は至って真剣。
「今、口説いてたよな?言ってみ、怒らねーから」
「違うって。お前らお似合いだよなって言ってたところ。お幸せに」
逃げるように、八雲くんは他のグループのところへ去って行った。
「マジでなんもねーの?八雲には、胡桃ちゃんに話しかけんなって釘さしといたんだけどな」
「心配するようなこと、なにもないから大丈夫だよ。それに、八雲くんと会って、いいことがあった」
向き直り、ヤスくんは不安な表情を浮かべている。
「悪い知らせ?」
「そうじゃないよ。好きな人が、ヤスくんで本当によかったなって、そう思ったの」
そう言ったら、ギューっと抱きしめられた。
「胡桃ちゃん、俺を信じてついてきてくれてありがとな。これからもっと頑張るから、俺のことずっと好きでいて」
「もうっ、バカだな…」
「バカでもいい、好きだぁ~っ」
ちょっと酔ってる?
そう思わずにいられないほど、感情移入しちゃってる。
けど、このわかりやすさがヤスくんの最大の魅力だと思うから。
あたしは一生、この人についていきたいって再確認したのでした。
エピローグ完
八雲くんが苦笑する中、本人は至って真剣。
「今、口説いてたよな?言ってみ、怒らねーから」
「違うって。お前らお似合いだよなって言ってたところ。お幸せに」
逃げるように、八雲くんは他のグループのところへ去って行った。
「マジでなんもねーの?八雲には、胡桃ちゃんに話しかけんなって釘さしといたんだけどな」
「心配するようなこと、なにもないから大丈夫だよ。それに、八雲くんと会って、いいことがあった」
向き直り、ヤスくんは不安な表情を浮かべている。
「悪い知らせ?」
「そうじゃないよ。好きな人が、ヤスくんで本当によかったなって、そう思ったの」
そう言ったら、ギューっと抱きしめられた。
「胡桃ちゃん、俺を信じてついてきてくれてありがとな。これからもっと頑張るから、俺のことずっと好きでいて」
「もうっ、バカだな…」
「バカでもいい、好きだぁ~っ」
ちょっと酔ってる?
そう思わずにいられないほど、感情移入しちゃってる。
けど、このわかりやすさがヤスくんの最大の魅力だと思うから。
あたしは一生、この人についていきたいって再確認したのでした。
エピローグ完