もし明日世界が滅びても【完結】

私ってワーカーホリックかな?


暫く歩いて連れていかれたのは保健室、ではなく埃っぽい数学準備室





「もう内田先生(保険医)帰っちゃったからな!?俺の手当てで我慢しろよ~?」


「ありがとうございます」




応急処置だけしてもらって早く帰ろう





「紫桜、お前に話がある。いや、依頼といった方がいいか?」




聞き慣れた単語にピクッと反応する。

先生の目は、真っ直ぐ私を射ぬいていた。

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