もし明日世界が滅びても【完結】





「…………」


「あっ、ちょっと待ってください、お兄さん!」




黙ってずっと隣に立っていたお兄さんが黙って離れていく。


前回もそうだったが無言で立ち去るのが好きなんだろうか?




「あのイケメン君は誰なの?君の彼氏?」


「違いますよ。見て知ってるけど名前を知らないお兄さんです。 お兄さん!少し時間ありますか?待っててください!」

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