もし明日世界が滅びても【完結】
当時俺は益々アマネちゃんが理解出来なかったよ。
表情も見せない子が、人の…父のために身を投げ出したんだ。
父は、自分の代わりに怪我を負ったアマネちゃんを心配した。
はっきり言ってしまえば、そうなることがアマネちゃんの役目だったんだけどね……
父は優しい人だよ。
社会に反しているのだって、ただがむしゃらにやってるんじゃないんだ。
色々考えて、悩んで、やっと戦うことを決めた
だから俺は家を恥じたこともないし、親を尊敬してる。