キミのバスケを守りたい
翌日。午後練習はないからみんなも朝からやる気満々。
ストレッチの後の走り込みも初日はみんなメニューの多さにまずびっくりして、
辛そうな顔をしながら一生懸命やっていたけど今は難なくこなしていた。
「パス回し全体にもっと速く!
そんなんじゃすぐにボール奪われて攻められるぞ!」
相馬先生の指摘が出ると、ボールの動きも速くなる。
相馬先生のアドバイスは実践練習になると名前を呼んでたくさん飛び交うようになる。
「望月!躊躇するな!
直感でそう思ったらその通りにパスを出せ!ドリブルするとボール捕られるぞ」
望月くんはボールや周りの部員たちに警戒しながらもパスをするとゴールの方に走っていく。