キミのバスケを守りたい



反省会は主に個人の反省は部活ノートに書くから、チーム全体の反省をする。



坂田先輩がみんなから反省を聞きだし、それをわたしはノートにメモをして



詩織は今日提出した部活ノートと鉛筆を部員達に配る。



部員達は忘れる前に箇条書きで足りない所を書きだして



明日からの部活のメニューにどう取り入れていくか考える。



「まずは、やっぱりスタミナが足りないとこだな。



向こうは俺達と同じ夏の大会ベスト8だけど、それより強いチームはまだまだいる。



その中でもベスト4やもっと強いチームに当たったら、それらの学校に勝つ力がもっと必要になる。



だけど間違いなく、今のままでは俺達はそいつらに技術以前に体力で負けるだろう。



だから放課後練の前にランニングを外周5周してから、練習を始めないか」



コンディションがいつも良いままで試合ができるとは限らねぇだろ?と坂田先輩は念を押してみんなに言い放った。



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