サクラひらひら
後悔 〜シンside〜
「はぁ。」
俺は、ゆうかに対して上手く接せれない。
中2の頃だったっけ、あれ。
——中2の夏
『お前ら付き合ってんの〜?』
『キャハハハハ』
「つ、付き合ってないよ」
『昨日お前らが手繋いでるの見たヤツがいたんだって〜』
『うっそまじ!?』
「だ、だから付き合ってないって。手も繋いでないよ」
『も〜嘘はいいからぁ〜』
「お前らしつけーよ!!付き合ってねぇっつってんだろ!?なんで俺がこんなヤツと付き合わなきゃいけねーんだよ!!」
その瞬間、ゆうかの顔が目に入ってきた。涙を流していたゆうかの顔が忘れられない。
あの日からずっと後悔している、どうしてあんな事言ってしまったんだろうって…。