サクラひらひら
〜Everlasting promise〜
名前を呼ばれ来たはいいものの、シンは無言だった。
「シン——」
『ゆうか』
「は、はい!!」
突然、名前を呼ばれドキッとする。
『・・・。』
え、呼んだのに無視?
気になったから、自分から話しかけてみた
「ねぇ、なに?」
と、ゆうかが聞く。
『わり』
「え?」
よく見るとシンの顔が赤くなっていた
「どうしたの?」
シンは手で顔を隠しながら言う。
『見んな』
『わり、先帰るわ』
「え?シン?」
追いかけようとするが
『ついてくんな』
あまりにも冷たいシンの言葉に私は耐えきれずとうとう泣きだした。
「シン!」
立ち止まってくれた。が、振り返ってはくれない。
「どうして私の事、無視するの?」
『え』
「私の事が嫌いならはっきりそう言ってくれればいいじゃん!」
『ちがっ——』
「あの約束覚えてる?」
『…』
「覚えてるわけないよね。」
私はその場から逃げ出した。
校門の前まで来たところで目を見開いた
「えっ…」
なんで…?
『待っててよかった』
ニコッと微笑む。
「なんで西くんがいるの…?私、西くんを——」
そこまでゆって口をふさがれた。
『無かったことにしよ』
「え?」
『さ、帰ろ!電車乗り遅れちゃう!』
西くんに手を引かれ電車に乗った。
「シン——」
『ゆうか』
「は、はい!!」
突然、名前を呼ばれドキッとする。
『・・・。』
え、呼んだのに無視?
気になったから、自分から話しかけてみた
「ねぇ、なに?」
と、ゆうかが聞く。
『わり』
「え?」
よく見るとシンの顔が赤くなっていた
「どうしたの?」
シンは手で顔を隠しながら言う。
『見んな』
『わり、先帰るわ』
「え?シン?」
追いかけようとするが
『ついてくんな』
あまりにも冷たいシンの言葉に私は耐えきれずとうとう泣きだした。
「シン!」
立ち止まってくれた。が、振り返ってはくれない。
「どうして私の事、無視するの?」
『え』
「私の事が嫌いならはっきりそう言ってくれればいいじゃん!」
『ちがっ——』
「あの約束覚えてる?」
『…』
「覚えてるわけないよね。」
私はその場から逃げ出した。
校門の前まで来たところで目を見開いた
「えっ…」
なんで…?
『待っててよかった』
ニコッと微笑む。
「なんで西くんがいるの…?私、西くんを——」
そこまでゆって口をふさがれた。
『無かったことにしよ』
「え?」
『さ、帰ろ!電車乗り遅れちゃう!』
西くんに手を引かれ電車に乗った。