ハイスペックガール
このお金はなんのために……?
よく分からないけど、一億くらいありそう……。
へんに触っちゃいけない気がするから元に戻しとこ。
「はぁ。」
それから私は、ベットに寝っ転がった。
私の状況は今、袋の中のネズミってやつだと思う。
抵抗できないし……
チャンスが訪れるまで従おう。
うん、そうしよ。
「よしっ!」
意気込んだものの、眠くなってウトウトしてきた。
こんなところで寝るわけには……
でも睡魔には勝てなかった。