ハイスペックガール



自分で拉致してきたくせに、私を少し警戒しているようにみえた。



親を見捨てることなんて、できるはずがないのに…ね。



どこか私を恐れていることが目を見て分かる。


無敵の総長様なんじゃないの?




今日は疲れた、ハッキングは明日にまわそう。


あ、でもそういえばお風呂入ってないや……。


いっか。寝よう。




私は明かりを消して眠りについた。


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