ハイスペックガール



変態馬鹿野郎っ!



「はいはい。着替えのパジャマとタオル置いとくからな。」


「わかった。」




浩太は、机にピンク色のパジャマを置いたあと、間に挟まっている赤いものを取り出した。




「これ俺が選んだやつ」


……なにそれ。







…………って!!






「さ、ささささいてい」


「替えがないと困るでしょ?似合うと思うよ?」





困るけど……デリカシーってものが浩太にはないの?!






「……はぁ。もういい、置いといて。」





浩太はわざとらしくニヤッと笑い、部屋から出ていった。



こーなりそうだなって思ってたけど……浩太が選んだやつ着るって思うとなぁ。なんかなぁ。




でも今更……か。



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