E・N・M・A~えんま~


背中にたくましい腕が回される。


彼の唇が首筋に降りて、ワタシは顎をのけぞらせた。



何もかもが自然だった。


出会うべくして出会ったのだと、結ばれるべくして結ばれるのだとーー。



何故だか、
そう、
感じたーー。



高波にさらわれていく…その刹那ーー。


< 53 / 377 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop