ダントツ!!16番人気の翔馬くん 2ndステージ
“だって…明日、土曜でしょ?予約いっぱい入ってたし…”


あぁ、そういうことね。


俺はふぅっと胸を撫で下ろした。


『じゃあさ、初エッチんときみたいに優しく…』


“絶対イヤっ!!”


『えっ!!』


俺はさくらの言葉に一瞬固まってしまった。


“だって、あんな…”


あぁ…確かに。


あん時みたいなバタバタしたのはもう懲り懲りだよな…


うんうん。


『じゃあ、いつもみたいに…』


“それもイヤっ!!”


『へっ?』


なに?


俺って、さくらに嫌われるようなこと…したっけ?


んん~


心あたりが…


“…だ…ら…、…”


はっ!!

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