最果てでもお約束。
船を漕いで出発。
午前5時、首をかっくりと垂れて目が覚めた。どうやら少し眠っていたようだ。
目の前には寂れた部屋で唯一の明かりであるパソコンのディスプレイが、ぼんやりと寂れた部屋をさらに寂れさせて光を灯している。ディスプレイにはただ1文
「ワールドエンド」
とだけ。 一体自分に何があったというのか。
確かに元々若干悲観的なモノの見方をする自分ではあるのだけれど、無意識の内に
「世界終わり」(中1式脳内翻訳機。ネーミングに他意は無い)などと書いてしまうような人間では無かったと思う。
…あくまで意識を失う寸前までは。
記憶では確かパソコンの時計で4時57分だったと思う。眠っていた時間は3分程でしかない。これでは「眠っていた」よりも「気絶していた」のほうがしっくりくる。
さて、この気絶寸前に自分は何を思い、体験したのか。答えは恐らくこのパソコンの履歴にあるはずである。だって、家に帰ってから12時間程僕はパソコンの前を離れていないのだから。
目の前には寂れた部屋で唯一の明かりであるパソコンのディスプレイが、ぼんやりと寂れた部屋をさらに寂れさせて光を灯している。ディスプレイにはただ1文
「ワールドエンド」
とだけ。 一体自分に何があったというのか。
確かに元々若干悲観的なモノの見方をする自分ではあるのだけれど、無意識の内に
「世界終わり」(中1式脳内翻訳機。ネーミングに他意は無い)などと書いてしまうような人間では無かったと思う。
…あくまで意識を失う寸前までは。
記憶では確かパソコンの時計で4時57分だったと思う。眠っていた時間は3分程でしかない。これでは「眠っていた」よりも「気絶していた」のほうがしっくりくる。
さて、この気絶寸前に自分は何を思い、体験したのか。答えは恐らくこのパソコンの履歴にあるはずである。だって、家に帰ってから12時間程僕はパソコンの前を離れていないのだから。