最果てでもお約束。
「んー!良いお湯でした」
頭をがしがしと拭きながらアキラが20分程して部屋に帰ってくる。
「ちなみに何日ぶり?」
好奇心から聞いてみると、アキラは両指で日にちを数えだした。
「いや・・・いいです・・・・」
さすが旅の人。我々一般人の常識なぞ通用しない。
「こうも入ってくるー?」
まだ汗が引いていないのか、鼻の頭に小さな汗をかいている。
「いや、ぼくは朝入る派だ」
実際ぼくは朝シャワーだけで済ます派だ。しかし、たとえ湯船に入る派でも、今夜は入らなかったろう。
「・・・・警戒されている」
その指摘はもっとも。金銭に関する心配はしてないのだけれど(でも肌身離さない)それよりもアキラがちょっと目を離すと家から出て行きそうだったから。
「居ない間に真睡にでも行かれたら、ぼくはまた汗だくになんなきゃいけないだろ」
アキラが風呂に入っていた間に取り入れた布団を敷いてやる。
「うーん、その手があったか」
考えてもいなかったか。しまったなぁ・・・いらない事を教えた。
頭をがしがしと拭きながらアキラが20分程して部屋に帰ってくる。
「ちなみに何日ぶり?」
好奇心から聞いてみると、アキラは両指で日にちを数えだした。
「いや・・・いいです・・・・」
さすが旅の人。我々一般人の常識なぞ通用しない。
「こうも入ってくるー?」
まだ汗が引いていないのか、鼻の頭に小さな汗をかいている。
「いや、ぼくは朝入る派だ」
実際ぼくは朝シャワーだけで済ます派だ。しかし、たとえ湯船に入る派でも、今夜は入らなかったろう。
「・・・・警戒されている」
その指摘はもっとも。金銭に関する心配はしてないのだけれど(でも肌身離さない)それよりもアキラがちょっと目を離すと家から出て行きそうだったから。
「居ない間に真睡にでも行かれたら、ぼくはまた汗だくになんなきゃいけないだろ」
アキラが風呂に入っていた間に取り入れた布団を敷いてやる。
「うーん、その手があったか」
考えてもいなかったか。しまったなぁ・・・いらない事を教えた。