現場系男子にご用心!?
耳もとでコール音が鳴る。
だが一向に出る気配はない。
まだ仕事のようだ。時間を見ると19時。
10回程繰り返されたところで、切った。
うちの工場と違って、定時で帰れるような所じゃないし、仕方ないか。
むしろ仕事の邪魔をしたかもしれない、そう思って少し落ち込んでしまう。
余計な事しなきゃ良かったかな。
あっちから掛かってくるの、待っていれば良かった。
そう思っていると、携帯が震える。
ディスプレイに「岡田さん」と出ていて、私は慌てて電話に出た。
「ああ!ゴメン!電話に出られなくて!!どうした?」
そう言う岡田さんの声は、少し落ち着きが無いようだった。急いでいるような、慌てているような。
でも、聞きたかった声に嬉しくて、心が高鳴った。
「い、いや特になにも用はないんだけど・・・。ごめんなさい、仕事中だったでしょ?」
「え?ああ、まあそうなんだけど!でも里緒奈から掛かって来たし、何事かと思って休憩取って来たとこ。何でもないならいいんだ、安心」
「あ、あああ!ゴメン!本当にゴメン!邪魔しちゃって本当にごめんなさい!!」
だが一向に出る気配はない。
まだ仕事のようだ。時間を見ると19時。
10回程繰り返されたところで、切った。
うちの工場と違って、定時で帰れるような所じゃないし、仕方ないか。
むしろ仕事の邪魔をしたかもしれない、そう思って少し落ち込んでしまう。
余計な事しなきゃ良かったかな。
あっちから掛かってくるの、待っていれば良かった。
そう思っていると、携帯が震える。
ディスプレイに「岡田さん」と出ていて、私は慌てて電話に出た。
「ああ!ゴメン!電話に出られなくて!!どうした?」
そう言う岡田さんの声は、少し落ち着きが無いようだった。急いでいるような、慌てているような。
でも、聞きたかった声に嬉しくて、心が高鳴った。
「い、いや特になにも用はないんだけど・・・。ごめんなさい、仕事中だったでしょ?」
「え?ああ、まあそうなんだけど!でも里緒奈から掛かって来たし、何事かと思って休憩取って来たとこ。何でもないならいいんだ、安心」
「あ、あああ!ゴメン!本当にゴメン!邪魔しちゃって本当にごめんなさい!!」