現場系男子にご用心!?
そう言った後直ぐに岡田さんは気付いたみたいで、気まずそうな表情を浮かべて頭を抱えた。
だけど、私はそんな岡田さんが面白くて噴き出してしまって、ずっと笑ってたらつられて岡田さんも笑いだした。
そして、「肝心なところを抜かしちゃうのが、俺のダメなところなんだよなぁ」って漏らしていた。
「・・・ごめん。言った気になってた」
「いいよ、今言ってくれたから。婚姻届出す直前まで言わなかったら、催促しようと思ってたけどね」
次の日、朝早々に役場へ行って婚姻届を出した。
31日なだけあって受け取ってくれたのは役場の警備員の人だったけど、それはそれでいい思い出だ。
私は真壁里緒奈から、岡田里緒奈に変わった。
苗字以外は何も変わったわけじゃないけど、なんか不思議な気分だ。
「さあ、これで本当に俺の妻になったわけだよ、里緒奈さん。これからも、末永くよろしく」
「こちらこそ、何卒見捨てないでくださいまし。もしもタイで見放されたら私異国の地で一人では生きていけない・・・」
「あはは、大丈夫。見捨てるどころか、嫌って言われても離さないよ?」
だけど、私はそんな岡田さんが面白くて噴き出してしまって、ずっと笑ってたらつられて岡田さんも笑いだした。
そして、「肝心なところを抜かしちゃうのが、俺のダメなところなんだよなぁ」って漏らしていた。
「・・・ごめん。言った気になってた」
「いいよ、今言ってくれたから。婚姻届出す直前まで言わなかったら、催促しようと思ってたけどね」
次の日、朝早々に役場へ行って婚姻届を出した。
31日なだけあって受け取ってくれたのは役場の警備員の人だったけど、それはそれでいい思い出だ。
私は真壁里緒奈から、岡田里緒奈に変わった。
苗字以外は何も変わったわけじゃないけど、なんか不思議な気分だ。
「さあ、これで本当に俺の妻になったわけだよ、里緒奈さん。これからも、末永くよろしく」
「こちらこそ、何卒見捨てないでくださいまし。もしもタイで見放されたら私異国の地で一人では生きていけない・・・」
「あはは、大丈夫。見捨てるどころか、嫌って言われても離さないよ?」