君の声を届けに
うそ、昨日父さんに殴られてた時は喋れてなのに………

「ねぇねぇ、お姉さん無視しないでよ」

どうしよう。なんで声出ないの……

「あぁ、もう面倒くさい。さっさとやろ
うぜ」

ちょ、離してよ。やめてってば

「ちっ、暴れんなよ」バシ

その音が聞こえてすぐ自分のほほに痛みが走った

『っ、』

「おい、その女離せよ」
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