riality











私はマンションの駐車場の端っこで


息を潜めて泣いていた




もうすこししたら....



もうすこししたら.....




と浩也を待ち続けていた






「由愛...」







私を呼ぶ誰かの声がした



浩也ではない







そのこえがどんどんどんどん


近づいてきた















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