riality









「今日は一緒に温泉行こうか!混浴じゃないのが残念だな~」


なんて笑って彼は言った。



「どうして温泉?」


「疲れたでしょ??」





まあ確かに疲れたけど



「ホテルでもいいよ。昨日もごめんね。」



彼はまた笑った。





「俺に話し聞かせてよ。」




笑ってるのに

彼のまっすぐな瞳と

真剣な眼差しが伝わってきた。






「わかった」





私は吸い込まれるように返事をした。















< 20 / 203 >

この作品をシェア

pagetop