riality
「お前調子のんなよ。」
両腕をつかまれる。
痛い
「.............やめてよ!!!」
浩也は我に振り返ったのか
すごい勢いでわたしを抱きしめる
「ごめんこんなことするつもりはなかった。」
浩也が泣いていた。
なきたいのはこっちだけど
調子狂うな~~................
「今回だけだよ。許すね。わたしも前から言ってたらよかったね。」
「明日送ってあげられないけど、迎えにはいくから」
その夜も何事もなかったように
更けていった。