ドラマチックSボーイ




「………。」



あと1歩が踏み出せない私に、




チュッ…




「……っ!」


静くんが唇にひとつ、軽いキスをした。



「舞なら出来る。

超人気俳優の俺が言ってるんだぜ?」


「……なにその自信。

でも、ありがと。
頑張ってみるよ、私。」





私の心で眠っていた夢が、

静くんがくれたひとつのキスで、

目覚めた。





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