ドラマチックSボーイ




「本当だったのね、噂は。
いくら人気が落ちたとはいえアンフェアすぎない?」


鈴さんは頭を抱えながら鋭い口調でまのかちゃんを攻める。




「…ハッ、これが芸能界の現実よ?全く不思議なことじゃない。
むしろそうしなければならないのよ。」




―――――!



彼女の、開き直った態度とためらいもなく吐かれた言葉




私の胸は破裂寸前だった。






パチン…!





室内に乾いた音が響いた。






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