ドラマチックSボーイ
「もうこれ以上心も体も傷つけるな。
いくら自分がテレビの中で笑ってると思ったって、お前が好きで観てるヤツには本当の笑顔じゃないってわかるんだよ。
お前は誰の為に笑ってるんだよ。
身体差し出す偉い人にじゃないだろ?」
「…………ッ。」
蓮見じゃない口調で諭した静くんの言葉は、
彼のこの世界に対する本音。
私はそう思った。
静くんの言葉を聞いたまのかちゃんはその場に泣き崩れた。
ずっと溜めていた苦しさをすべて出し切るように、
彼女の涙は止まらなかった。
あの時の…まのかちゃんの笑顔は本物だった。
そして今でもそれをたくさんの人に届けたい。
それは彼女だけじゃなく、
私と、静くんだってそう思ってる。
みんな…一緒なんだ…。